┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ASK3対応 アクセサリシリーズ7 ┃ ┃ 「ASKDates」 ┃ ┃ V2.01 ┃ ┃ Copyright (C) 1998 by AIG-Soft ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ これは何? ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ASKDatesはASK Ver.3用のアクセサリです。 日付・時刻入力/日付変換 が出来ます。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 組み込み法 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ASKDatesはコマンドラインからの起動で常駐します。 常駐サイズは約1.9K+フォーマットファイル(詳細は後述)サイズ分です。 ASKDates フォーマットファイル [/R /H] 「例」ASKDates DTfmt.ask フォーマットファイルとは、出力フォーマットを記述したファイルです(後述)。 このファイル名の指定は必須です。拡張子も含め、存在位置をフルパス名で指定します。 指定がない場合には、説明を表示するだけで常駐しません。 CONFIG.SYSのPROGRAM=での組み込みも可能です(DEVICE=は不可)。 「例」PROGRAM = A:¥SYS¥ASKDates.X A:¥SYS¥DTfmt.ask ・・・ ASKの設定に関しては、日本語入力/辞書ユティリティーのユーザーズマニュアルも 参照してください。 アクセサリ機能はASKのV3またはcodeA.sys独自の機能なので、ASK V2以前では 使えません。もちろん、FIXER等の他のかな漢字変換フロントプロセッサでも使えません。 ┌───────────────────────────┐ │オプション (-,/、英大文字小文字どちらでもOK) │ └───────────────────────────┘ /H フォーマット読み込みワークを高位メモリーから確保します。 高位メモリーとは実装メモリーの後ろからのメモリーのことで、 Xellent30や060Turboなどの持つHighメモリーではありません。 デフォルトは、ASKDatesの直後からワークエリアを確保します。 /R 常駐を解除します。 ┌───────────────────────────┐ │注意 │ └───────────────────────────┘ (1)フォーマットファイルは組み込み時にだけ読み込みますので、組み込み後にファイル 内容を変更しても無効です。その時は一旦常駐を解除して、再度組み入れて下さい。 (2)フォーマットファイルは、その内容が正しいかどうかのチェックをあまりしていません。 違うファイルは指定しないでください。場合によっては暴走します。 ┌───────────────────────────┐ │組み込み時のエラー │ └───────────────────────────┘ ASKDates組み込み/解除時に発生する可能性の有るエラーは次の通りです。 「ASKがバージョン3以上ではありません」 ASKDatesはASK V3(以降)でしか使えません。FEPを調べてください。 もしくはASKが組み込まれていません。 「アクセサリ「〜」が登録できません」 ASKDatesがASKに登録出来ません。 ASKのアクセサリは同時に10までしか登録出来ません。 codeA.sys v0.05T1(FDS氏)以降なら32まで登録出来ます。 「アクセサリ「〜」が削除できません」 何等かの理由でASKからASKDatesが外せません。 もしくは常駐しているASKDatesと今実行したASKDatesの バージョンが違います。 「すでに常駐しています」 すでに常駐しているのに、再度常駐しようとしました。 「常駐していません」 ASKDatesは常駐していません。従って解除もできません。 「ワークエリアが確保出来ません」 フォーマットファイルを読み込むためのメモリーを確保出来ません。 「フォーマットファイルを指定して下さい」 フォーマットファイルが見つかりません。 「フォーマットファイルが異常です」 ファイルが正常に読み込めません。またはファイル内容が異常です。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 使い方 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ このアクセサリは、ASKが起動している(変換ラインが出ている)状態でのみ有効です。 インライン変換でも大丈夫です。ただし、SX−Window上では使えません。 日付・時刻入力/日付変換は変換ラインに入力があるかどうかで動作が変わります。 変換ラインに入力がない場合、今日の日付・現在の時刻をフォーマットファイルで 指定された形式で出力します。標準添付のフォーマット(DTfmt.ask)では次のようになります。 YYYY/MM/DD(WWW) YYYY=西暦4桁年、YY=西暦下2桁、GG=元号2桁 YYYY年MM月DD日(曜) MM=月、DD=日 YY年MM月DD日(WWW) WWW=英語曜日名、曜=日本語曜日名 平成GG年MM月DD日(曜) 12時MM分SS秒(?M) 12時制、?はA/Pいずれか。 12:MM:SS(?M) 12時制、?はA/Pいずれか。 24時MM分SS秒 24時制 24:MM:SS 24時制 MM=分、SS=秒 なお、12時制では00時は存在せず12時になります。 「例」 1998/08/18(TUE) 1998年08月18日(火) 98年08月18日(TUE) 平成10年08月18日(火) 08時50分00秒(PM) 08:50:00(PM) 20時50分00秒 20:50:00 フォーマットは以下のキー操作で選択・決定します。 CTRL+記号入力 起動/終了 時刻・日付は起動時のそれです。 再起動しない限り、同じものを表示し続けます。 ↑↓ フォーマット選択 CR/Enter 決定(入力) SPACE 半角入力 数字やセパレーターを半角化して入力します ESC 中止 結果は変換ラインではなく、直接ユーザープロセスに渡されます。 ・・・ 変換ラインに日付フォーマットに従った入力がある状態で起動すると、西暦−元号変換を行います。 入力は、先頭から年号に関係有る部分のみを取り込みますので、後ろに月日等が続いても大丈夫です。 なお、入力は(少なくとも年号部分は)全角文字で記述してください。 入力 変換結果 ----------------------------------------------------- YYYY(西暦) → 元号YY 元号略号YY → YYYY(西暦) 西暦は必ず1900年代でも4桁必要です(2000年対応のため^_^)。 なお、西暦と元号の関係は次のようになっています。 西暦 元号 元号略号 1868〜1912 明治 1〜45 M 1912〜1926 大正 1〜15 T 1926〜1989 昭和 1〜64 S 1989〜(9998) 平成 1〜 H 元号は、略号の他、漢字2文字の正式名称で入れてもいけます (ということは仮名漢字変換結果からも年号変換出来るということ)。 「例」 変換 1998 → 平成10 H10 → 1998 平成10年 → 1998年 (年号以降はそのままつなげて返す) 元号変換は明治/1868年より前は対応してません。 元号の元年は、前の元号の最後の年でもあります(例;昭和64年=平成元年)が、 変換では元年となります(元号の変わった月までは判定していません)。 変換出来ないときは変換しません。 また、変換後も変換ラインには入力内容が残っていますので、 連続して変換したい時にはCLRキーで変換ラインを消してから再入力して下さい。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ フォーマットファイル ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ フォーマットファイルは、ASKDatesの日付・時刻の出力内容を指定したファイルです。 これを変更することで、自由なフォーマット・順序で出力形式を設定出来ます。 フォーマットファイルは元をテキストファイルで作成し、これをASKDtFmt.xでバイナリに変換して 利用します。組み込み時に指定するのはこのバイナリのファイル名です。 (テキストのものを指定してもエラーではじかれます。) 「書式」 フォーマットは改行で終わる1行が1指定となります。 1行は78バイト以下で納めてください(それ以上はエラー)。 行の中にはTABを含め、コントロールコードを記述してはいけません(入っているとエラー)。 ;または改行だけの行はコメントとみなし無視します。 以下に示すフォーマット指定子が行中に存在した場合、それぞれの内容に置き換えられます。 指定子は英大小文字文字の区別をしません。 YYY4 西暦4桁 Y2 西暦下2桁 G2/GG 平成2桁 M2/MM 月2桁 D2/DD 日2桁 WE3 曜日英字3桁 WJ 曜日日本語2桁(全角1文字) H2 24時制時刻 H1 12時制時刻 AP AM/PM F2/FF 分2桁 S2/SS 秒2桁 指定子の長さは、置き換えられる文字列の長さと一致します。 半角文字は、CR/Enterで決定時には全角文字化されます。全角文字は常に全角文字です。 「フォーマットファイル例」 ; デフォルトフォーマット YYY4/MM/DD(WE3) YYY4年MM月DD日(WJ) Y2年MM月DD日(WE3) 平成GG年MM月DD日(WJ) H1時FF分SS秒(AP) H1:FF:SS(AP) H2時FF分SS秒 H2:FF:SS 「変換方法」 ASKDtFmt [/B] テキストファイル [バイナリファイル[.ask]] バイナリファイル名を省略すると、テキストファイル名.askとなります。 バイナリファイルの拡張子を省略した時は.askとなります。 /Bオプションを付けてテキストファイル名の代わりにバイナリファイル名を 指定すると、そのバイナリファイルの内容を表示します。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ お約束 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ (1)転載は、無料ネットへの場合、特に制限はありません。自由です。 有料ネットへの転載・ホームページへの掲載は「必ず事前に」ご連絡下さい。 Q2ネットへの転載および各種メディアによる販売は個人/企業を問わず「禁止」です。 (2)このプログラムを使って発生したのいかなる問題にも、当方は関知しません。 動かない・動作がおかしいと思う時は、LeDAまでお知らせ下さい。 また、こうした方が良い等のいろいろな御意見・御感想もお待ちしております。 これが、皆さんに、長く使っていただけるツールであることと、 このプログラムを使う、X68現役ユーザーが多いことを祈りながら・・・。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 連絡先 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ PowerStation PS0071 満開ネット MKSX0424 E-Mail LeDA@osaka.email.ne.jp 上記ならよく連絡が付きますが、まれにしばらく通信出来なくなることがありますので、 気長にお待ち下さい。 LeDA